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【タイプ別キッチンリフォーム08】- 子育て真っ最中のファミリー向けキッチンは?

お子さんが小さいうちは一日中目が離せず、子供中心の生活になります。 子供の面倒をみながら、ごはんの支度から食べた後の片付けまでしなくちゃならないし…とキッチン作業も大変です。

そんな子育て世代目線でキッチンづくりのヒントをご紹介します。

間取りはオープンに、対面式キッチンがおすすめ

まず、お子さんを目の届くリビングやダイニングで寝かしつけたり遊ばせたりできるよう、間取りはオープンにするのがよいでしょう。お子さんの様子が料理中にも見えて声がかけやすい対面式キッチンがぴったりです。

見守りだけでなく、家族同士のコミュニケーションも取りやすい対面式キッチン。

対面カウンターは広めにしておくと便利です。子供は成長してくるとお手伝いをしたがるようになるので、取り皿などをカウンターに準備しておき、お子さんにテーブルまで運んでもらうといった配膳スペースとして使えます。

また、最近では小学生高学年や中学生になっても、自室ではなくリビングやダイニングのテーブルで勉強することが増えています。キッチンカウンターを勉強机代わりにできるように広めにしておくのもよいでしょう。

ダイニングテーブルが一体化されているとキッチンに立っていてもお子さんとの距離が近くなります。

また、小さなお子さんから目が離せない状態で洗濯など家事を効率的にこなすためには、他スペースとの導線も大切になってきます。LDKを中心として家事の導線を見直してみてはいかがでしょう。

>>キッチンからの導線についてはこちらの記事も参考になさってください。

キッチン設備は安全&家事ラクで選ぶ

加熱機器は安全な場所に配置

お子さんが自由に歩き回るようになると、いろんなものを触ってしまうので安全面にも配慮が必要です。キッチンは火を扱う場所なので、加熱機器は奥に配置してお子さんが前を通らないようにしましょう。

対面式のセミオープンキッチン。“キッチンはキッチンは危ないところ”と認識させることも大切です。
子供はなんでも触りたがります。加熱機器のチャイルドロックも活用しましょう。

そのほかにも炊飯器やコーヒーメーカー、電気ケトルなどの家電も熱い蒸気が出るので注意が必要です。高い位置に置いて、手が届かないようにしましょう。

後片付けは食器洗い乾燥機におまかせを

後で、「導入してよかった」と言われることが、一番多い設備機器が食器洗い乾燥機(食洗機)です。

片付けに取られる時間が減り、「心身ともにラクになった」「家族との時間が増えた」という声が多いのはもちろん、衛生面でもポイントが高いです。

節水、電気代節約もできるエコモードなどの機能もついています。

食洗機は手洗いより高温で洗浄するため除菌効果が期待できるほか、布巾で食器を拭かずに乾燥させられるので、雑菌も繁殖しづらいというメリットがあります。子供用食器も洗えて、手間なく衛生的という点でも子育て世代におすすめです。

浄水器を導入しておいしいお水

いまや日本も水を買う時代になりました。やはり、体に入るものなので安全でおいしいものが求められます。特にお子さんのいる家庭では敏感になることも多いでしょう。

そこで、取り入れたいのが浄水器です。水道水の不純物を減らしておいしい水に換え、水道水と同じように蛇口をひねるだけなのでとても便利。一定期間でカートリッジの取り替えが必要ですが、毎回お水を買うのに比べるとコストパフォーマンスに優れています。

浄水器には、後付けでできる蛇口直結型や据え置き型もありますが、リフォームを機に取り入れるなら見た目がすっきりのビルトイン型がおすすめです。さらに、水栓金具にカートリッジが内蔵されたオールインワン浄水栓なら、手元で浄水に切り替えられ、キッチン周りもよりすっきりします。

オールインワン浄水栓は、浄水/原水の表示がわかりやすく表示されるものが間違えずに使えて便利です。

オーブンで手作りおやつを

健康のことを考えてお子さんのおやつはなるべく手作りしたいとお考えの方も多いでしょう。 オーブンがあれば、クッキーやケーキなどの本格的なおやつも作れますし、ママ友達が集まってのパーティでも喜ばれます。

家電のオーブンレンジやトースターも性能があがりいろんな料理が楽しめるようになりました。価格もお手頃なものからあり、設置も簡単なので手軽に導入できます。

オーブンレンジやトースターなどの家電は、キャビネットにまとめてすっきり収納しましょう。

本格的なオーブンはスペース的にも予算的にも厳しいというなら、加熱機器の魚焼きグリルに注目です。パウンドケーキやパンが焼けたり、プリンなど蒸し物までできたりするものも登場するなど、グリル機能が進化を遂げており、小さなオーブンとして使えます。オーブン料理は、加熱を始めてから出来上がりまでの間にお子さんの面倒をみたり、他の作業が出来て時間が有効に使えます。

混ぜたり、こねたりと、お菓子作りは親子でできる料理です。おやつの時間から食育を始めてみてはいかがでしょうか。

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