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【キッチンの基礎知識03】- セミオープンキッチンの特徴とメリットって?

キッチンにはいろんなタイプがあることを「キッチンのスタイルって?」でご紹介しました。

今回は、「セミオープンキッチン」について詳しく解説します。

適度な仕切りで解放感と独立性を両立

セミオープンキッチンは、吊戸棚やカウンタートップの立ち上がりなど、部分的な壁を作って、キッチンと他の居室(ダイニングやリビング)を仕切ったレイアウトです。

手元を隠せてキッチンが丸見えにならない

ダイニングに広くつながった空間ですが、加熱機器(コンロやIHヒーター)前には壁を、
シンク前は数十センチほど立ち上がりを設けて、手元が見えにくくなっています。
加熱機器前の立ち上がりを高めにするだけでも、
手元がダイニング側から見えずほどよい仕切りとなります。

オープンキッチンと独立型キッチンの良いとこどり

調理に集中できる独立性もありながら、
窓からダイニングともつながれるので料理を渡したりと作業性もアップします。

セミオープンキッチンのメリット

セミオープンキッチンのメリットとしては以下があげられるでしょう。

・家族の様子を伺いながら料理ができる

キッチンに立ちながら、ダイニングやリビングにいる家族の様子を知ることができます。とくに小さなお子さんがいらっしゃる場合は、いつでも目が届いて安心。最近はダイニングキッチンで宿題をするお子さんも多いので、コミュニケーションの機会も増えます。

・キッチンの中や手元などがダイニング側から見えづらい

どんな素敵なオープンキッチンも、モノが散らばっていたりと生活感が丸見えになってしまうとその魅力は半減です。セミオープンキッチンなら、適度に生活感を隠せて、また乱雑になりがちな作業中の手元も見られずに済みます。

写真のようにダイニング側に棚を開くようにすると、
食器の支度などのお手伝いをしてもらいやすくなります。

収納を兼ね備えて空間をうまく演出

たとえオープンな壁付け型キッチンでも、食器棚などで軽く仕切ったタイプもセミオープンキッチンと言えるでしょう。お気に入りの家具でうまく隠しながら適度な抜け感を演出してみましょう。

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