食器棚は意外とホコリが溜まるので注意が必要です。ときどきお手入れで清潔に使えるようにしましょう。
3カ月に一度は食器を動かしてお掃除しましょう。ただ、すべてを取り出すのは大変です。
まずは、食器を一列だけ取り出して、そこを拭きます。次に、隣の列の食器を今拭いたところに移し、移した後を同じように拭きます。これを繰り返していけば、移動させながらキレイに棚を拭くことができます。最後に、消毒用エタノールを湿らせた布で拭いて置けば、衛生的にも完璧です。
レールのある食器棚は、レールの部分も忘れずにお手入れが必要です。割りばしにペーパータオルを巻いたもので拭きましょう。
食器棚が調理をする場所にある場合は、外側はベトつき、手垢も気になります。台所用洗剤の薄め液で絞ったふきんで拭き、水拭き・乾拭きをしておきましょう。
収納サポートとして活躍する引き出しトレーやラック、カゴなどは拭くより丸洗いのほうが、手間が省けてキレイになる場合もあります。
仕切りのある引き出しは、コーナー部分に汚れが溜まりやすく、せっかく洗ったナイフやフォークの清潔が保てなくなります。ときどきは中のものを全部出して掃除しましょう。
1)台所用洗剤液を入れた水に浸けます。仕切りの隅は、綿棒や歯ブラシで洗いましょう。
2)水で洗剤を洗い流します。立てかけて水を切り、その後水気をよく拭き取りましょう。
高さのある食器棚では、整理よく食器を収納するためのカゴやラックなどがとても重宝します。汚れがひどくなければ、水拭きをしましょう。汚れがひどい場合は、つけ置き洗いが簡単です。
1)台所用洗剤液と水を入れたゴミ袋にカゴを入れ、つけ置きをします。汚れが落ちないところは、歯ブラシで擦ります。
2)水洗いをして、よく拭いてから戻しましょう。
◎お掃除がぐんとラクになる!食器棚の収納テクニック
1.重ねるときは、同じ種類のものにする
違う形の器を重ねると、取り出しにくく、お掃除もやりにくくなります。重ねるなら、同じ種類にしましょう。
2.同じものは、縦1列に収納する
同じものを横に並べて収納すると、手前のものを移動させないと奥のものが取り出せず、手間が掛かります。同種類のものは縦1列に並べた方が効率的です。
3.立てる収納を取り入れる
使う頻度は低いお皿は、ファイルスタンドに立てて入れ、ファイルスタンドごと棚に収納します。汚れが少なく、掃除も楽になります。
4.重ねずに、ラックを活用する
重ねすぎると、取り出しにくくなります。そんな場合は、ラックを活用しましょう。カゴを利用すると取り出しやすく、汚れチェックも簡単にできます。