お鍋や調味料などが収納されるキャビネットは、清潔な環境をキープしたい場所です。お掃除はもちろんですが、ニオイや通気、害虫対策も心得ておきましょう。
キャビネットのカビや嫌な臭いを防ぐには、湿気や通気対策が必要です。まず、お鍋などを完全に乾かさないうちにしまうのも原因の一つです。水気をしっかり取ってからしまいましょう。毎日のお掃除のあと、10分ぐらいキャビネットを開けておくと、湿気と通気対策になります。ものを取り出してのお掃除は、キャビネット内の空気を動かすことにもなり、通気対策になります。
お掃除の仕上げに、消毒用エタノールを含んだ布で拭いておきましょう。脱臭剤としては、冷蔵庫用脱臭剤が有効です。ほかにも、乾かした使用済のコーヒーの粉や焦げてしまった食パンも消臭剤に適しています。しっかり乾燥させてから、除湿剤の空き容器や不織布のパックに入れて、コーナーに置いておきましょう。
ついついぎっしりと収納してしまいますが、ぎっしり収納は風通しを悪くし、出し入れにも不便です。お掃除も大変になります。仕切り棒やラック類を活用して、出し入れを効率出来るようにしまいましょう。通気対策にもなります。
害虫が好きな環境は適度な湿度と温度で、食べ物がある場所です。食べ物を放置しないこと、水気を拭き取り清潔にしておくことが大切です。医療用防虫剤を害虫の通り道に近いところに提げておくのも一つの方法です。
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