普段は捨ててしまっている野菜くずや茶殻、塩や酢といったどの家庭にもある調味料がお掃除でも大活躍します。天然由来の成分なので、手にも環境にもやさしく、安心して使えます。それぞれの作用を知って、エコ掃除に挑戦してみましょう。
酢のような酸性のものには、水アカなどの汚れの成分を分解する働きがあります。
洗面台に塩をふって手で擦り、さらに酢かレモンを加えると効果がアップします
洗い桶に付く黒ずみは、ホコリによるものです。塩はクレンザー代りに使えて、材質を傷つける心配もありません。塩は粗塩が適しています。洗い桶は事前に乾かしておきましょう。湿っていると、塩が溶けてしまうので要注意です。
レモンの酸が、シンクや蛇口についた水アカを溶かして、落しやすくします。また、レモンの酸は、くもり防止効果があります。
酢50㏄と塩大さじ2分の1、水150㏄を合わせて、まな板に被せた布巾の上から注ぎます。30分置いたら、あとは乾燥させて完了です。酢と塩には殺菌・漂白作用があります。
床に油をこぼしたら、小麦粉をたっぷり振りかけ、手で馴染ませます。ポロポロになったところを、布できれいにふき取ります。
◎ホーロー鍋の焦げつきには「玉ねぎの皮」
焦げついたホーロー鍋に玉ねぎの皮を入れ、煮立てた後にスポンジで擦ると焦げが落ちます。
◎雪平鍋の焦げつき・黒ズミには「レモン」
雪平鍋に水とレモンの輪切りを入れて煮立てた後、1時間ほどそのままにしておきます。
焦げついたホーロー鍋に玉ねぎの皮を入れ、煮立てた後にスポンジで擦ると焦げが落ちます。
雪平鍋に水とレモンの輪切りを入れて煮立てた後、1時間ほどそのままにしておきます。
陰干ししておいたみかんの皮を焼き網であぶると、キッチンの消臭になります。
レモンの輪切り3~4枚を食器棚に入れておきます。ただし、カビが生えないように、まめに取り替えたり、エタノールを吹き付けたりして下さい。
真っ黒に焦がしてしまったパンは、冷蔵庫の空いたスペースに置いておくと、冷蔵庫の脱臭剤になります。
魚を焼いた後のグリルや網に、まだ熱いうちに茶殻を撒きます。洗う時には、茶殻を擦りつけて洗うと、さらに脱臭効果がアップします。
バケツ1杯の水に牛乳を約2分の1カップ入れた液で、雑巾を濡らし、よく絞って拭きます。
お米のとぎ汁は、白く濁っている程、洗浄力が高いです。床を拭くのに利用しましょう。
片手鍋に水を約3分の2と、みかん5~6個分の皮を入れ、汁が黄色くなるまで10~20分煮込みます。冷めてからその汁で、床を拭きます。
大根やきゅうり、にんじんなどのへたや尻尾に、ほんの少しのクレンザーをつけ、シンクやガスレンジなどの汚れを落とします。後は、水で流し、水気を拭き取ります。
麦茶などのティーバックは、フライパンや魚の焼き網を洗うのに便利です。