キッチンにまな板の定位置はありますか?
キッチンをすっきり見せたいのにまな板があると生活感が出てしまう、雑菌やニオイが気になる…など、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
シンクのそばですぐ取り出せる場所に仮置きを
包丁と並んで毎日使う道具なので、サッと使える収納を心掛けましょう。
またすぐ使うものなので、洗って水切りラックにそのまま置いておいたり、専用のまな板スタンドを使ったり、キッチンカウンターの壁に立てかけておいてもよいでしょう。風通しがよいところに置くようにしましょう。
窓が近くにあれば、最後に日に当たるところでしっかりと乾燥させましょう。
清潔を保つためにも使ったあとはしっかり乾かすことが重要です。
収納の際は衛生面にも気を付けて
見映えが気になるからといって、乾ききっていないまな板をシンク下の収納など通気性のない場所にしまうのはNGです。しっかり乾ききってからしまいましょう。
また、1日の終わりにはしっかり除菌することも大切です。切った食材が細かな傷に残り、そこから雑菌が発生してしまうからです。
1)熱湯をかける
昔ながらの方法です。漂白剤が使えない木のまな板には熱湯消毒が使われます。熱湯をかける前にしっかりと汚れは落としましょう。
2)除菌洗剤や消毒スプレーを使う
アルコール消毒は、洗って乾いた状態のまな板にスプレーします。手軽にできるので、毎日の台所仕事の終わりのルーティンにしてしまいましょう。
漂白剤は使用上の注意に従って使用してください。汚れがひどいときは、キッチンペーパーで覆ったり、布で巻いたりするのが効果的です。どちらも木のまな板は避けたほうがよいでしょう。
板専用収納も考えられたシステムキッチン
ほとんどのシステムキッチンには、オプションパーツとして、キッチンに合ったサイズの「まな板ラック」がつけられます。さらに、扉にスリットが入っていて通気性を保ちながら見せずに収納できるまな板専用収納を備えたキッチンや、まな板を除菌・乾燥してくれる引き出し付きのハイテクキッチンも登場しています。
また、造作でキッチンにまな板専用の置き場所を作るなど、これから新築やリフォームをお考えなら、あらかじめ置き場所を考えてキッチン作りをしてもよいでしょう。
収納のポイントまとめ
・調理中は濡れたまま置いておける水切りラックなどの仮置き場があると便利です
・お料理の後に収納するときは、必ず完全に乾かして収納しましょう
・1日の最後には除菌用洗剤で洗う・漂白剤につけるなど衛生面に気を付けましょう