モノが多くてどうしてもキッチンが片付かない!
そんな方はまず、片付けのための「考え方」を知ることが大切です。
ポイントを押さえれば、必要なもの、使いやすい置き場所などが決まっていき、片付け上手になるはずです。まずは、そのセオリーをご紹介しましょう!
まずはキッチンを見回してみましょう。「毎日使うもの」、「ほとんど使っていないもの」、「しまいっぱなしでめったに使わないもの」があるはずです。
本当に必要なもののみ残しましょう!ということで、「1カ月以内に使っていないものを段ボールに入れてみる」を実践しましょう。
たとえば、重箱やすし桶など行事のための道具や季節用品はいったん段ボールにしまってみましょう。
さて、残ったものが本当に必要なモノです。
それらのモノはどこで使っているのかをイメージしましょう。シンクまわり?コンロの近く?ダイニングに近いところ?…場所別に考えると収納すべき場所が見えてきませんか?
よく使うものは手元の近くに、同じ目的のものは一カ所にまとめて。モノは、必ず使えば戻す、「指定席」をつくることが収納上手の鉄則です。
モノの指定席が決まったら、次は整頓の仕方を考えましょう。「整理整頓」と言われますが、「整理」はstep1と2で実践したモノの分類です。整頓はすっきりそれらを整えること。
キッチンを美しく見せるにはどうしたらよいのか。
以下がポイントとなります。
・見せる収納か見せない収納かを決める
・形や素材をそろえることで雑多な印象になることを回避
・詰め込みすぎず、バランスよくディスプレイ
見せる収納、見せない収納…迷いますが、扉がないとホコリをかぶったりと衛生的にもよくないので、基本的には扉の中に隠してすっきり見せたいです。
Step1で仕分けしたときの「めったに使わないもの」はどこにしまえばよいでしょうか。
・これからも使わないものは思い切って手放す
・季節用品などはキッチンに置く必要はないので、納戸などにしまう
これからも使わないものを収納することは、場所の非有効活用になります。必要という方に差し上げたり、バザー、フリマアプリに出品したり、処分のしかたを考えましょう。
キッチンが片付いてきたら、大切なことはその状態を保ち続けることです。
ポイントは、以下の2つです。
「あとでしまおう」と出しっぱなしでは散らかる一方です。元に戻しづらいということは、その場所が最適な置き場所ではないからかもしれません。もう一度、置き場所を考えましょう。
毎日の生活に必要なモノがわかったら、それ以上無駄なモノを増やさないよう心掛けてください。ついつい、「安いから」「景品でもらったから」とモノを増やしがちになっていませんか?
「いつか使うかも」は、言語道断!その「いつか」がイメージできなければ、それはおそらく出番がないモノでしょう。
不用品を増やすことはゴミを増やすことです。うまく収納してミニマムな生活をすることが、地球環境のためにもなるということを心にとどめておきましょう。