電子レンジや炊飯器、電気ポットから、最近ではジューサーやハンドミキサー、電気調理鍋などいろんなキッチン家電を毎日使うご家庭が多くなってきました。
「毎日使うもの」は出しっぱなしが基本ですが、調理カウンターに出しっぱなしでは調理スペースが狭くなってしまいます。まずは調理スペースを圧迫しない場所に置くことを心がけましょう。
家電専用キャビネットにまとめて収納
毎日使う大きな家電については、まとめて置けるキャビネットやシェルフなど専用のスペースを確保しましょう。基本出しっぱなしになる調理家電は、使いやすい場所にすっきりとまとめておくのがポイントです。
オーブンレンジ・電子レンジ、トースター
オーブンレンジや電子レンジは大きさも重量もあるので、キャビネットにあらかじめ場所を空けておく必要があります。熱を発するのでキャビネットが、温度や水蒸気に耐えられるか確認しておきましょう。
オーブン類をビルトイン機器にすることや壁面収納キャビネットに置き場を確保できるように、事前にすっきりと収まるように計画を立てておくことが重要です。また、生活しているうちに、ものは増えていくので、計画の段階では追加で収納できる余白部分を取っておくようにしましょう。
デザイン性・機能ともに格段にアップしたトースターをオーブン代わりに導入するご家庭も多くなっています。オーブンレンジなどと同様に、家電専用キャビネットや背面収納のカウンターに定位置を確保できるようにしましょう。
炊飯器、電気ポット
日常使いする家電は出して置くのが基本ですが、生活感が出てしまうのが難点です。できれば家電専用キャビネットにまとめて定位置を決められるとよいです。しまう場合は、引き出して使えるスライド式の専用キャビネットが便利です。狭いキッチンでは、引き出して使うときのスペースにも注意して置き場所を考えましょう。
さらに、蒸気が出るものなので小さなお子さんがいるご家庭では、低いところ、手が届く場所に置かないなどの配慮も必要です。
コーヒーメーカー・電気ケトル
コーヒーメーカーはいつでも家族がアクセスしやすいようキッチンカウンターや収納キャビネットのカウンターに置くのがよいでしょう。
最近は少量ずつその都度お湯を沸かすコンパクトな電気ケトルが一般的になってきました。ダイニング側からアクセスのよい場所に置いて、お茶を淹れたり、手軽に使えるようにしましょう。
フードプロセッサー、電気調理鍋などはしまい込まない
最近、多く見られるのがフードプロセッサーや電気調理鍋(電気クッカー)などの便利調理家電です。一度しまい込んでしまうと二度と陽の目を見ることはなかった…なんてことになりがちです。
これらは使いやすい所に置いて普段使いにするように心がけましょう。使い慣れると、忙しい家事をアシストしてくれて便利です。まずは、背面収納のカウンター上などを定位置と決めて、使いこなせる環境にしましょう。
収納のポイント
- 毎日使う家電は、専用キャビネットを用意して一カ所にまとめましょう。
- 熱くなるもの、蒸気が出るものはお子さんに注意。キャビネットに、耐熱・耐蒸気性能があるかどうか確認しましょう。
- デザイン性の高い家電はインテリアの一部として見せる収納もできます。