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【タイプ別キッチンリフォーム04】- お掃除が嫌いな人向けキッチンは?

キッチンは、すぐに油でギトギト、ベタベタになってしまう場所。そんなキッチンを清潔に保つには、マメに掃除、手入れをするしかありません。

「でも、掃除は嫌い!」という方のキッチン選びには、「お手入れがラク」という視点が重要です。少しの汚れだと思って放っておくと、どんどん落ちにくくなり、掃除も大変。その都度サッと拭いて汚れを落とすことが、お掃除嫌いな方には最良な策となります。

最近は、あらゆるシステムキッチンにお手入れがラクになる工夫がされています。ここでは、キッチンのパーツごとにポイントをご紹介しましょう。

ワークトップ、扉、壁…お手入れしやすい素材のキッチンを選ぶ

まずは、キッチンまわりの素材選びを考えましょう。

ワークトップ

料理のたびに一番使う場所がワークトップ(天板)です。

主流はステンレスや人造大理石。ステンレスは水や傷に強く、清掃性が良い素材です。今の人造大理石は水分が染み込みにくく、サッと拭くだけで、きれいに保てるものがたくさんあります。

セラミックやクオーツストーンといった、新しい素材も登場しています。固いものを落としても傷がつきにくく、熱い鍋やフライパンも直接置けて、ストレスなく使えるのが魅力です。

ワークトップは直接粉打ちができたり、色々なことにガンガン使えることがポイントです。

ワークトップを選ぶ際には、拭くだけで汚れが取れるような特殊コーディング加工がされているものがたくさんあります。この加工は、きれいに保つポイントとなります。

ワークトップ素材の詳しい内容や選び方は、こちらの記事も参考にしてください。

【キッチンのパーツ選び02】- ワークトップはキッチンの顔です

壁材

キッチンの壁は、不燃性でお掃除が楽な「キッチンパネル」という専用商品をキッチン導入することができます。好きな壁紙を使うというわけにはいきませんが、キッチンパネルも色やデザインが豊富に揃っています。

素材としては不燃材にメラミン樹脂が加工されたものや、ステンレス製のものなどがあります。タイルがパネルになっているものもあります。キッチンの壁を油や水はねから守るため、撥油加工や撥水加工がされているパネルを選びましょう。

タイルはキッチンに個性が出るので、インテリア重視派には人気です。

扉材

扉材にはメラミン化粧板や木質のもの、ステンレスやホーローなどさまざまな素材があります。
システムキッチンでは、どの扉の素材も拭くだけで汚れが落ちる、お手入れがラクになる加工が施されているものが多くあります。キッチン全体の印象を決めるパーツでもあるので、デザイン性も重視して選びましょう。

扉の面がひとつずつ大きいこと、取っ手の形状がシンプルということも汚れを溜めにくい、拭きやすいポイントになります。

扉素材の詳しい内容や選び方は、こちらの記事も参考にしてください。

【キッチンのパーツ選び01】- 扉材で印象が決まる

設備機器もお手入れ重視で選ぶ

加熱機器やレンジフードなどは油汚れが気になる箇所です。設備機器も清掃性に注目して選びましょう。

加熱機器

ガスコンロとIHヒーターでは、お手入れしやすいのはフラットなIHヒーターです。凹凸がないので、拭き掃除もラクに済みます。

しかし、最近のガスコンロも凹凸が少なく、清掃性がグッとあがっています。特に、ガラストップコンロは、天板に強化ガラスを使用し、見た目もスタイリッシュでお手入れもしやすいことから人気です。天板の温度上昇を抑えることで焦げ付きを防ぐ配慮がされたものもあります。

汁受け皿がないので汚れがたまりにくく、拭きやすいガスコンロ。ゴトクは食洗機で洗うことができます。

加熱機器の詳しい内容や選び方は、こちらの記事も参考にしてください。

【キッチンのパーツ選び04】- 加熱機器編;ガスコンロとIHヒーター

レンジフード

すぐに油でベタベタ、内部のファンは怖くて見られないなど、ついつい掃除がおっくうになるのがレンジフードです。

薄型のフードは、見た目が美しいだけでなく、内部フィルターをなくして清掃性がグレードアップされています。

整流パネルがフラットになっていて、普段のお手入れは拭くだけ、トレーに溜まった水分や油分を処理します。

外も内部もフラットなのでお手入れも簡単。掃除の手間が格段に楽になります。

さらに、撥油コートを施したファンを採用して、10年間ファンのお手入れ不要というレンジフードも登場しています。

シンクと水栓

シンクもワークトップと同じで、ステンレスや人造大理石など、キッチンのインテリア性との調和も重視して選びたいパーツですが、水をずっと使う場所なので水垢やヌメリなど汚れも気になります。

基本的には、シームレスで継ぎ目に汚れがたまりにくく、排水溝はゴミを溜めないように小さめです。

さらに、シンク内にゆるやかな傾斜をつけて排水溝に自然とゴミが流れていくようにするなど、きれいを保つ工夫がされているものもあります。

カウンタートップと一体成型のシンクは継ぎ目もなく、汚れが溜まりにくいのでお手入れがしやすいです。

水栓は、「掃除をするためのツール」としての側面もあります。

シャワー式水栓は、引き出して使えるのでシンクの隅々まで掃除しやすく、ぜひ導入をおすすめします。

また、水栓自体も付け根のあたりは水垢やヌメリの温床となっています。

濡れた手や汚れた手で触らなくても吐止水ができるタッチレス水栓だと、水が伝って水栓の根本に水が溜まるのを防げます。

シンクと水栓の詳しい内容や選び方は、こちらの記事も参考にしてください。

【キッチンのパーツ選び03】- 水回り編;シンクと水栓

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