季節を感じる「旬」。その「旬」を味わうのが一番の贅沢。
秋に旬を迎えるフルーツは、濃厚で深みのある味わいの果物が多く収穫されるのが特徴です。
洋梨・ざくろ・柿・ぶどうなどが旬を迎えます。
特に、ぶどうはこの旬の時期に巨峰・ピオーネ・ナガノパープルなどの高級品が楽しめます。
栗も農林水産省の分類では果物に該当します。
ほっくりとした食感とやさしい甘さで、和洋問わず多くのスイーツに変身します。
ナガノパープルは、種がなく、皮まで食べられる、大粒のブドウであることが特徴です。
さらに、黒系のブドウであり、皮にはポリフェノールがたっぷりあります。
ナガノパープル一房を食べると、赤ワイン1本分と同程度のレスベラトロール(ポリフェノールの一種)を摂取できると言われています。
味は、巨峰に勝るとも劣らない糖度ながら、さわやかな甘さです。
「加賀しずく」は、石川県農林総合研究センターが16年の歳月をかけて育成した新しい梨の品種です。
金沢市、加賀市、白山市で栽培されています。
ジューシーで、酸味を抑えた上品な甘さと、なめらかな口あたりが特徴です。
1個あたりの重さは600g以上の大玉です。
ひとつずつ手に取って大きさや傷がないかなど調べたあと、専用の機械で糖度を測り、品質ごとに3つの等級にわけて箱詰めされるブランド梨です。
オーロラは、ラ・フランスなどよりも一足早い9月から出回り始める早生種の洋梨です。
アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク州立農業試験場において「マルゲリト・マリーラ」と「バートレット」の交雑実生から選抜され、生まれた品種です。
300~400gと大きめで、どっしりとした下膨れの形をしています。
洋梨の良い資質をしっかりと持ち、十分に熟した果肉は果汁たっぷりで柔らかく、舌の上でとろけるような食感が楽しめます。
甘みと酸味のバランスもよく、芳醇な味わいです。
食べ頃が分かりやすいのも特徴で、食べ頃になると果皮が黄色くなり芳醇な香りが立ってきます。
サンふじは、蜜入りも期待できる品種で、甘さと酸味のバランスが絶妙なりんごです。
みずみずしく、シャキっとした食感です。