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旬の野菜・果物
6月の果物

季節を感じる「旬」。その「旬」を味わうのが一番の贅沢。

6月は、「すもも」のおいしい季節。「貴陽(きよう)」などは酸味が少なく、上品な甘みです。
また、「マンゴー」の収穫がピークをむかえます。生の「ライチ」も出てきます。
「温室みかん」、「巨峰」、「デラウェア」、「パイナップル」「夕張メロン」も美味しい時期を迎えます。

◆温室もも(山梨県)

山梨県から「温室桃」が初入荷です。
温室ハウスの中で手をかけて、育てられた桃です。早生の桃らしく、多汁で風味がよいです。
小ぶりですが、甘さも十分です。
春先から暖かい日が続いたことが影響し、今年は異例の早さで市場初入荷をむかえました。
ハウス桃は貴重な一品です。
山梨県内でも、この10年で生産量は1/3にまでに漸減。資材代や燃料費の高騰などが主な要因です。
それでも、ピークに先駆けて約2か月早く、桃を届けるという情熱を持った生産者さんが作り続けています。
品種はさくひめ。気候変動の影響を受けにくく、これからが期待される品種。 果肉色は白色。糖度は12〜13度前後で、酸味穏やか。
ブラジルの品種「coral」と日本の早生品種「ちよひめ」などとの交雑から誕生しました。
冬場の低温要求度が低いため、気候変動の影響などで、暖冬であっても収量を見込める新品種です。
山梨県の桃品種リレーのトップバッターを飾ります。
頭の部分が一番甘味が強く、二番目は両サイドで、甘い部分を公平にするには、櫛切りにして食べるのがお薦め。
冷やしすぎると甘みを感じなくなるので、食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れて食べましょう。
桃には、ビタミンE、ビタミンB2、ナイアシン等のビタミンやカリウム、マグネシウム、鉄分等のミネラル、ペクチン、セルロース等の食物繊維などの栄養がバランス良く含まれています。

◆佐賀県産温室みかん唐津

数十年に渡り培ったハウス栽培技術によって収穫された、佐賀県唐津市のハウスみかんです。
佐賀県唐津市は日本有数の温室みかんの生産地で、甘みはもちろん、コクがあり濃厚な味わいが特徴です。
暑い夏は冷蔵庫で冷やしてから食べるのもおすすめです。
糖度11度以上。

◆夕張メロン

全出荷量の0.2%程しかない最上級品。糖度13%以上。
今年は、春の寒暖差が大きく、甘みが強くなりました。
一般的な見分け方は、見た目が豊円な形で、ネットが太く浮き出て、果実全体を採り、ツルも青くピンと張っているもの、そして手に持った時に見た目より重く感じるものが良いとされています。
灰緑色から、時間と共に緑黄色、黄色へと色を変え、芳香が濃さを増します。
一番の食べ頃は、緑黄色から黄緑色の頃です。
熟度の進み方が早いので、食べ頃を見逃さない様にし、食べる直前2~3時間前に、冷蔵庫で冷やして食べるが最高です。

◆山梨産葡萄デラウエア

大粒のぶどうとは違い、粒も房も小さいのが特徴。
種なしのデラウェアは、種ありぶどうと比べると、房も大きく、種の周りの酸味がありません。
高糖度ぶどうで、人気も知名度も抜群です。
ぶどうの中でも1、2を争う高糖度で、その糖度は20度を超えてくるものもあります。
果汁が多く、種もありません。
日本には明治時代の1872年にアメリカから入ってきましたが、長く日本の生食ぶどうの中心になっています。
不動の人気を誇るぶどうの1つです。

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