旬を知る。美味しく、身体にも良い旬を大いに活用しましょう。
厳しい寒さは残っていても、立春を過ぎれば暦の上では春を迎える2月。
冬の間にたくさんの栄養を蓄え、ひと足早く春を感じさせる野菜の走り。
立春を迎えると、野菜達も春を受け入れる準備なのでしょうか、何だか喜んでいる様です。
心豊かに季節に息づいている旬の野菜を食して、元気をもらいましょう。
写真は、あやめかぶ、小松菜、ほうれん草、ブロッコリー、芽キャベツ、人参、小白菜、大根、こぶ菜、ヤーコン、きゃべつ、アレッタ、春菊、トマト。
葉つきのままだと、水分が抜けやすいので、葉と実を切り離して保存しましょう。
捨てがちな葉の付け根部分は、一番のうまみが詰まっているところです。
切って、暫く水に浸け、泥は楊枝でつついて落としましょう。
小松菜はほろ苦く、濃厚な風味が命です。
高温でさっと茹でて、水気を絞り過ぎないのが調理のポイントです。
茹でる場合も、炒める場合も繊維の堅い茎の方から行います。
葉もの野菜を選ぶときは、クチクラ層と呼ばれる野菜の表皮を守る植物性たんぱく質の層に守られている淡い緑色をしていることを基準に選ぶと良いです。
祖先はケールです。
イタリアで野生種のきゃべつから作られた栽培種がブロッコリー。
イタリア語でブロッコとは枝のことを言います。
軸は加熱すると、甘みがあります。捨てずに皮を剥いて食べましょう。
湯がいて、シチューやカレーにそのまま添えるのもお薦めですが、半分に切って、じっくりフライパンでローストして食べて見て下さい。
別の美味しさが見つかりますよ。
ケールとブロッコリーを掛け合わせて出来た野菜です。
炒め物、蒸し物、和え物など、どんな調理でも美味しく召し上がれます。
愛知加藤農園産の「きわめ」トマト。
糖度11度程ある驚きの甘さのトマトです。
濃厚な味わいで旨いと感じる本当に極めつけのトマト。
高価ですが、病みつきになります。