旬を知る。美味しく、身体にも良い旬を大いに活用しましょう。
師走の声が聞こえたら、根菜、巻き野菜、ねぎ類、花蕾を持つ野菜達の味わいが良くなります。
旬の季節に、体も心も温まる食を供して下さい。
写真は、小松菜(こまつな)、蓮根(れんこん)、ほうれん草、生椎茸(なましいたけ)、ごぼう、じゃがいも、玉ねぎです。
小松菜はほろにがく、濃厚な風味が命です。
高温でさっと茹でて、水気を絞りすぎないのが調理ポイントです。
茹でる場合も、炒める場合も、繊維の堅い茎から。
じっくりと火を通す事で、でんぷん質が糖化し、もっちりした食感になります。
蓮根を薄くスライスして、油で揚げ、蓮根チップスにするのがお薦めです。
おつまみにも、おやつにもなります。
葉もの野菜を選ぶ時は、クチクラ層とよばれる野菜の表皮を守る植物性たんぱく質の層が守られている淡い緑色をしていることを基準にして、選ぶと良いです。
お薦めは、焼く調理です。
和え物にする場合でも、さっと焼いてから使う方が、コクが出て、香りも良いです。
目利きポイントは、笠が肉厚で丸く、内側に巻いており、ひだが細かく、軸が太い物を選びましょう。
ごぼうは、繊維の固まりです。力んで切ると、ぼそぼそになりやすいです。
繊維を傷めず、優しく切って、あくが出ないように注意しましょう。
切り方、火入れの仕方で旨味を出しましょう。