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旬の野菜・果物
3月のお野菜

冬の厳しい寒さを乗り越えて

旬を知る。美味しく、身体にも良い旬を大いに活用しましょう。

旬の野菜

弥生は二十四節気の桃の節旬、大地が揺れ、葉も花も芽吹きます。
まだまだ三寒四温が続き、体調を崩しやすくなるので、野菜や果物を食べて、ビタミン補給をして下さい。
天然物のフキノトウやタラの芽、コシアブラなどの山菜が次々登場しています。
アスパラガスや蕾菜、根芋、葉ごぼう、三つ葉、うど、筍が旬に入り、菜の花、アスパラ菜、紅菜苔なども並びます。
写真は、山東菜、山うど、せり。

◆山東菜(さんとうな)

関東では、「べかな」とも呼ばれ、半結球タイプの白菜の一種です。
元々は漬物に用いられることが多かったのですが、さっと湯がいてお浸しにしたり、柔らかい部分は生のままサラダにしても美味しいです。

◆山うど(やまうど)

サラダなど、生で食べる時には酢水にさらした後、さっと水気を切って、塩をふって置くと、味がなじみやすく、食感を和らげます。
加熱調理をする場合でも、切ったら、たちまちアクが出て変色するので、切る前にまずは酢水に浸けましょう。

◆せり

清烈な香りと歯ざわりを残すには、さっと湯がき、炒めるのがポイントです。
手で優しく折って、すぐに水に晒して、アクを防ぎましょう。
根の部分は捨てずに、天婦羅にして食べるとびっくりする程、美味しいです。

◆蕗の薹(ふきのとう)

キク科フキ属の多年草で、日本原産の山菜の一つとして知られ、全国の山野に自生しています。
春を告げるさわやかな苦味で、古くから食用に利用されてきており、独特な芳香と苦味をてんぷら、和え物にして美味しくいただきます。

◆うるい

山カンピョウやギンボなどとも呼ばれ、正式にはオオバギボウシといいます。
山地や草原などの湿り気があるところに広く自生していて、古くから山菜として食用にされています。
味、香りともに癖や苦みは無く、しゃきしゃきっとした食感があります。
湯がいて、シチューやカレーにそのまま添えるか、半分に切って、じっくりフライパンでローストして食べても美味しいです。

◆タラの芽

ほのかな苦みや、もっちりした食感が山菜の王様とも言われます。
山に自生している男だら(オダラ/オンタラ)には棘があり、ハウスで栽培されている黄緑色の綺麗な肌をした女だら(メダラ)です。
タラの芽は伸び過ぎると苦みやエグミが強くなるので、芽のつぼみ状のところが開いて3~5cm位芽が伸びたくらいの物が食べやすいです。
天ぷらなど生のまま揚げる以外は、固いハカマをはずし、根元の固い部分の皮を剥き、2%の沸騰した塩水で2~3分茹でて、冷水で晒してから調理します。

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