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【リフォームの依頼先選び03】- プランと見積もりの依頼

リフォーム会社への問い合わせ、現場調査が終わったら、リフォームプランと見積書の提出となり、依頼先選びもいよいよ終盤です。今回は、プランと見積もりのポイントについてお話します。

相見積もりの条件

リフォーム会社探しでは、数社を比較検討する「相見積もり」にする場合が一般的です。見積もりはリフォームのお金に関する大切なもの。見積もり依頼が複数社にわたる場合も、同じ条件で見積もってもらうのが基本です。事前に大まかな予算を必ず伝えておくようにしましょう。

見積書は「明細」をしっかり見ましょう

いざ、見積書があがってきても合計金額だけで決めないでください。まず、見積書には「明細」があるはずです。どんな工事にどれだけお金がかかるのかの内訳を表したものが見積書です。見積書に記載される工事の内訳には以下のような項目があります。

例)
●解体・撤去処分費⇒既存のキッチンセットや床材などを壊して撤去して、処分するまでの費用 ●給排水設備工事費:給排水管を新たに設置する工事費 ●電気工事費:電気配線を行う工事費…といった分かりやすいものから、「フローリング」や「ビニールクロス」のような材料は、1平方メートルあたり(あるいは坪あたり)いくらと記され、その使用範囲(何平方メートル or何坪)の結果、材料費がいくらになるのかが記されます。気を付けたいのは、その施工費は別に記載されていることです。見積書には、一般的には分かりにくい言葉もあるので、分からない言葉は必ず確認しましょう。

積書明細イメージ。細かい項目ごとの金額が記載されたものをもらうようにしましょう。

気を付けたい見積書

上記のような「明細」をつけた見積書が一般的ですが、明細を出さずに「一式 〇〇万円」というように一式表示の見積書を出してきた場合は、注意が必要です。明細を付けてもらうよう依頼しましょう。

また、他社より金額が高すぎたり、反対に低すぎるのも注意しましょう。どちらにしても、きちんと理由があるはずなので、実際に問い合わせて納得のいくまで検討するほうが良いでしょう。

見積書で分からないところはきちんと説明を受けましょう。

見積もりは無料?

一般的には見積もり無料を謳っているリフォーム会社が多くあります。ただ、中には有料の場合もあったり、2回目からは有料、明細は有料などとしたりする場合もあります。現場調査に来てもらう前に確認しておくのが良いでしょう。

プランはさまざまな図面で確認しましょう

通常、プランは設計図で確認します。思いつくのが間取り図。間取り図とは「平面図」のことで、上から見た様子、キッチンなら位置やサイズ、レイアウトが分かります。

室内の立面を表したものが「展開図」です。正面から見た図で、キッチンのワークトップまでの高さや収納の高さなどが分かります。

他にも、配線や配管を図示した「設備図」、断面形状が分かる「矩形(かなばかり)図」やリフォーム会社によっては3Dパース図なども使用されます。最初は平面図で検討し、最終的にはさまざまな図面で納得のいく説明を受けるのが良いでしょう。

矩形図、立面図、平面図イメージ。希望が反映された図面になっているか、見積書と相違はないかなど、じっくり見る必要があります。

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