インターネット上には情報が多すぎて何を見ればよいか分からない、いろんなメーカーがあるのでどこを選んでいいか分からない…キッチン選びは目移りしてしまって大変です。
システムキッチンはメーカーごとにいろんな特徴があります。各メーカーの商品を見ているうちにご自身の好みが分かってくるはずです。分からないからといってリフォーム会社におまかせするのではなく、ぜひご自身で比較検討して理想のキッチンを実現しましょう。そこで活用したいのがカタログとショールームです。
情報収集といえばインターネットという時代。まずは、各キッチンメーカーのホームページから商品情報を得る場合が多いでしょう。多くのメーカーではシステムキッチンを高級ライン・普及ライン・基本ラインというように分けています。価格帯も明記されているので、予算ありきの場合はまず予算内に収まるシステムキッチンをメーカーごとにピックアップして比較検討するのもよいでしょう。
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カタログにはシステムキッチンのコンセプトから機能の説明、収納扉やワークトップのバリエーションなど、機能面からデザインに至るまで、写真を用いながら分かりやすく説明されています。
シンクやワークトップ、収納ユニットなどのパーツごとに独自機能がアピールされているほか加熱機器などビルトイン機器のバリエーションまで網羅されています。メーカーごとにこだわりがあるので見比べてみると面白いでしょう。
商品ごとのカタログやシステムキッチン全般のカタログのほか、ビジュアルイメージがたくさん掲載されたコンセプトブックやスタイル提案集、事例集なども用意されていることもあります。参考になりそうなものにはぜひ目を通してみましょう。
カタログはメーカーのホームページで閲覧できますが、じっくり検討するならぜひ取り寄せてみてください。ホームページ上から申し込みでき、無料で送ってもらえるので気になるキッチンはカタログを取り寄せるのがおすすめです。どのキッチンにするかある程度絞れたら、口コミサイトやリフォーム経験者のブログなどで気になったキッチンの評判を見てみるのもよいでしょう。
実物を見て触れて体感できることがショールームの魅力です。カタログで気になるキッチンを見つけたら、ぜひショールームで実物を見ることをおすすめします。ただ、やみくもに何軒も回るのは時間的にも体力的にも大変なので、ある程度お目当てのメーカーや機種を絞ってから出かけるのが効率よく見学できるポイントです。
ショールームでは、実際にキッチンに立ってご自身の作業をイメージしてみましょう。たとえば引き出し収納なら、開けるときの力加減や閉じるときの音など、収納力以外のちょっとした動作性も重要です。
ショールームにはふらりと立ち寄ることもできる場合もありますが、現在はほぼ予約制となっています。メーカーのホームページから所在地を確認、申し込みもできるので予約を忘れずに。専任スタッフが商品説明や質問に答えてくれるので、より具体的なプランにつなげられるでしょう。
キッチンメーカーによっては自社のリフォーム部門や提携のリフォーム会社を紹介してくれる場合もありますので、図面を持参しているとスムーズに相談が進みます。すでにリフォーム依頼先が決まっている場合でも、現状決まっていることや要望などを揃えておくとよいでしょう。
リフォーム会社からよいリフォームプランを提案してもらうには、依頼する際に具体的な要望を伝えることが大切です。予算に合わない、空間的に難しいといった場合でも代替案を出しやすくなりますし、プランを考える大きなヒントになるでしょう。