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【キッチンのパーツ選び5】- レンジフードはどう選ぶ?

キッチンは常に食べ物の匂いや煙が漂っていて換気に気を付けたい場所です。オープンキッチンならなおさら、リビングまで匂いや煙がいかないようにしたいでしょう。

レンジフードの機能・デザイン、価格は多様化しています。キッチン空間をもっと快適にするためにはレンジフードにもご注目ください。

レンジフードの種類

レンジフードはその名のとおり換気扇を覆うフードのこと。一般的に換気扇(ファン)部分とフードを含めてレンジフードと呼ばれます。その種類により換気性能やお手入れに差が生じます。ここではよくある2つの種類を紹介します。

浅型タイプ

現在、主流となっているのがフラットな浅型タイプです。フード部分が薄くすっきりとしているのが特徴。キッチン空間がすっきり、見た目がよいのでオープンキッチンにおすすめです。加熱機器に面した平らなパネル(整流板)で煙をとらえて、パネル周りの吸気口から勢いよく排気する構造でとてもパワフル。フィルターレスなのでお手入れもラクなのが魅力です。

スタイリッシュでスリムなレンジフード。横壁取り付けでペニンシュラ型キッチンにもすっきり設置できます。
壁に接していないアイランドキッチンの場合には天井取り付けができます。
システムキッチンでは扉材とレンジフードの前面パネルでカラーを合わせることができます。

深型タイプ

ブーツ型とも言われる、おなじみの昔からあるタイプ。比較的安価なところが人気です。フィルターがあるタイプなので、フィルターのお掃除や交換が必要になります。

ブーツ型のレンジフードを壁面に取り付けたキッチン。シルバー、ブラックなどフードの色によってもキッチンの印象が変わります。

レンジフードは清掃性が大事!

油でベタベタ、ついお掃除がおっくうになってしまうのがレンジフードです。

掃除がラクという点でいうと、フィルターのない浅型タイプがおすすめです。メーカーや機種によって構造に細かな違いはありますが、普段のお手入れは整流板を拭くだけというものが多数です。2~3カ月ごとのお手入れとしては、内部の部品を丸洗いしオイルトレイに溜まった油を捨てるだけです。機種によっては、換気扇(ファン)自体は約10年間掃除が不要だったり、お湯を入れると自動でファンを洗ってくれる機能があったりと、新しい機種ほど清掃性が驚くほど上がっています。

現在は写真のシロッコファンが主流です。ファンの自動洗浄などの機能がない機種は数カ月ごとに外して洗う必要があるので、脱着が簡単なものやファン自体に汚れが落ちやすい加工がされているものを選ぶと負担が減ります。

その他の機能にも注目

レンジフードも便利な機能が搭載されています。

「加熱機器連動付」はガスコンロやIHヒーターと連動して、使い始めると自動運転を始め終わると自動停止してくれます。高いところに手を伸ばすのがつらいご高齢の方などは、加熱機器連動やリモコンが付いたレンジフードが便利でしょう。

その他にも、24時間微弱運転で排気してくれる常時運転タイプ、高気密住宅向けに排気だけでなく給気もできる同時給排タイプなど、よりきれいな空気環境を整えてくれる機種が登場しています。また、オープンキッチンでは音も気になるので、静音型のレンジフードがおすすめです。

レンジフードいろいろ

システムキッチンで主流になっている浅型、深型タイプのほかにもレンジフードは種類があります。

キッチンのインテリア性を求める方は、レンジフードにもこだわって空間のアクセントとしてみてはいかがでしょうか。いくつか紹介しますので、キッチンのインテリアの参考になさってください。

マントルフードとも呼ばれ、側面に傾斜のある屋根のような形のレンジフードです。
マントルフードは丸みのあるデザインのものも人気です。
ボックス型のレンジフード。シンプルな形状はスタイリッシュなキッチンにぴったりです。壁取り付けにした場合は、ウォールキャビネットと同化して目立たなくすることができます。
存在感のある筒形のレンジフード。ダイニング照明とも調和がとれてラグジュアリーな印象です。

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